今年は 貴金属価格の値動きが大きい1年 となりました。
金の価格は国内の過去最高額を更新し、8月には 1g 7,000円台まで高騰、銀地金も金に連られるように 1g 100円台まで値上がりし、国内では夏以降ずっと 銀地金の供給不足 が続いています。
コロナウィルスのワクチン開発の明るいニュースにより、貴金属の価格は少し下降気味ですが、依然として 金・銀ともに高値を推移 しています。
谷口宝石では、現在金地金のご注文が非常に多く、お渡しするまでに通常より少し長くお時間を頂いております。年内の最中受付は12/29(火)となります。
銀地金は現在も供給が安定せず、引き続き、新規の注文受付を停止しております。
国内の銀地金はなかなか手に入りませんが、お客様からのご依頼で海外から面白い商品を取り寄せましたのでご紹介します。来年の干支「丑年」をモチーフした1kgの銀貨 です。
こちらはオーストラリアで最も歴史のある造幣局、パース造幣局が発行するLunar Series(干支シリーズ)の記念銀貨。干支の動物たちはアジア以外でもとても人気で、オーストラリア以外にも、色々な国の造幣局が記念コインを発行しているんですよ。
干支以外にも 海外には素敵なデザインの金貨や銀貨がたくさんあります。谷口宝石でご手配が可能なものがありますので、ご興味がある方はお気軽にお問い合わせくださいませ。
さて、本題のインゴットです。
昔は1kgや500gといった大型のインゴットが主流でしたが、現在は5gから手頃な価格で購入できるようになりました。
本日のレートは1gあたり6,811円。5gだと34,055円、10gでは68,110円です。
小さなお子様へのお年玉にはちょっと高めの金額ですが、中学や高校など、節目を迎えるお孫様やお子様へ、お祝いもかねて インゴットのお年玉 はいかがでしょうか?
金の価格は経済や社会の情勢を反映して日々値動き をしています。
一般的に社会が安定し、経済が活気づいているときは、安全資産の金は売られ、株やドルなどより高い利益を生む資産が買われます。逆に国際情勢が悪化したり、経済が不況に陥ると、よりリスクの少ない金が買われるようになります。
日本円の3万円は、物価に変動はあれどずっと3万円のまま。
一方、インゴットの3万円は翌日には3万500円になったり、2万9000円になったり、毎日のように何らかのニュースを受けて値動き します。
自分の手元にある小さな金色の塊が、日々上がったり下がったり、時には急騰したり急落することは、お子様が「今日は何が起こったんだろう?」と、経済や社会の動きに興味をもつきっかけ になるのではないでしょうか?
貰ったインゴットを売るタイミングを考えることも、お子様にとって 楽しい「資産運用」の経験 になるでしょう。
世の中の仕組みや経済に興味を持って持ち、子供のころから株デビューするお子様も増えているようですが、谷口宝石としましては、モニターの中の数字を眺めるよりも、実際に価値を持つ「現物」を手元に置いて、経済や社会の動きを学ぶこと をおすすめします。
金の価格は新聞で発表されますので、親子で毎日チェックするのも楽しいですね。
インゴットは通常、お申込み頂いてから14営業日後のお渡しとなりますが、5g・10gの小さめのものはお急ぎの場合、年内にお渡しすることも可能です。
ご興味がございましたら、お気軽に谷口宝石までご相談くださいませ。
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TEL:082-249-1223
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