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金の加工~金の盃編
ニュージーランドから来日した谷口宝石のジュエリー職人、ティム・フィリップは「型」を使わない昔ながらの伝統製法「鍛造製法」でジュエリーを製作しています。そのため広島・本通商店街の谷口宝石の前にはいつもカン、カン、カンと金属を叩いて鍛える音が響いております。鍛造製法は職人の技術が問われる難しい技法です。叩いて鍛えられることで金属は引き締まって密度が高くなり、しっかりとした質感のジュエリーとなります。
今回はティムがお客さからオーダーメイドでご発注頂いた日本の工芸品「金盃」をつくる工程をご紹介します。
今回は純金の盃を作ります。純金の地金を分量にカットしました。
器と溶けた金の温度差で液体状の金が金が一気に固まりました
1時間ほど叩いたところです。平たくなってきました
盃の土台の部分を作ります。金の指輪みたいですね
完成です。純金の盃は金メッキとは風格が違います。ジュエリーだけでなく、金の工芸品の制作もお受けしております。お気軽にご相談くださいませ。
地金にバーナーで火を入れ溶かします
綺麗な半球状の金の塊になりました
さらに2時間叩きました。大分薄くなってきました。
盃本体に土台を接着します
溶けた金を金属の器に流しいれます
ここからが職人の腕の見せ所です。土台の上で金をひたすら叩いていきます
こちらは翌日です。約半日叩き続け、盃の本体部分が完成です。均一でとても美しい質感です
仕上げに表面をしっかりと磨いて…
デザイン描きます
気軽にジュエリーを
オーダーしてね
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