先日、TSSテレビ新広島さんの夕方の番組『プライムニュース』内で、谷口宝石社長が「銀地金」についてお話をさせて頂きました。
放送されたのは8月5日。当日に取材&放送でしたので、事前にご案内はできませんでしたが、偶然ご覧になられた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
先日も国内で銀地金が不足していることをブログでご紹介いたしましたが、金の価格の高騰の裏側で「銀の価格」も大きく高騰しています。
参考ブログ記事:銀地金が不足中|銀投資の魅力とは
谷口宝石でも7月ごろから銀地金が入荷しにくくなり、ついには地金メーカーからの供給がストップ、7月27日より一時的に銀地金の購入受付を停止 しております。ニュース内でもお話させて頂いておりますが、谷口宝石の長い歴史の中で、銀の注文を停止するのははじめてのこと。お問い合わせいただく皆さまには、大変申し訳なく思っております。
昨年の3月、コロナ不況によって暴落した貴金属の価格。金・プラチナ・銀・パラジウム、軒並み下落しましたが、特に需要の6割が工業用である銀は大きく売られ、 当時70円台を推移していた銀は、1グラムあたり50円台まで落ちこみました。
通常、金と銀は50~70倍の価格差で動くと言われておりますが、一時はなんと価格差が127倍に...。その後、「有事の金」として金買いが進み、金の価格が高騰するのに連れて銀も買われ、現在は70~80倍に落ち着いています。
一般的に、金と銀の価格差(金銀比価/ゴールド・シルバー・レシオ)の値が高くなると、銀が割安と判断され銀が買われるようになり、低くなると逆に金が買われるようになります。
今回のコロナ不況をきっかけに金をはじめとする「貴金属投資」に新しく興味を持ち、将来の投資の選択肢の一つとしてご検討されている方は、売買する上でのひとつの判断材料として、知っておかれると良いかもしれません。
銀はつねに「金」の影に隠れた存在。
話題になるのもことは稀なので、長年、貴金属地金に携わっている谷口宝石社長も、「銀」についてお話させて頂くのは今回が初めての経験でした。
しなしながら、昨年来、谷口宝石にもこれまでとは違う「若い世代」のお客様から銀地金のご注文やお問い合わせが増え、また今回、コロナ不況によって銀の相場が大きく動いたこともあり、「銀地金」についてご紹介させて頂く絶好の機会だったのはないかと感じております。
「金」ばかりが話題になっている中で、「銀地金」について興味を持ってくださったテレビ新広島プライムニュースのスタッフの皆さま、素晴らしい機会を頂きまして、本当にありがとうございました。
投資と宝飾品が需要の2大柱である金と違い、工業用需要が高い銀は、20年~30年先の「未来の需要」が見込めることも魅力のひとつです。
少額の資金から貴金属の現物投資が始められることも、若い方にとっては魅力的でしょう。
銀地金の受付を再開しましたら、ホームページでご案内できればとおもっております。
これをきっかけにぜひ、「金」だけでなく「銀」にもご注目頂けますと幸いです。
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