なぜブラジル産パライバトルマリンは評価されるのか|谷口宝石がブラジル産だけを扱う理由

この数カ月の間、海のようなネオンブルーが美しいパライバトルマリンについてのお問い合わせを多くいただいております。
公式LINEでご相談いただく中でも、「谷口宝石では、なぜブラジル産だけを扱うのですか?」というご質問をいただくことがあります。
今回は、ブラジル産パライバトルマリンが評価される理由と、谷口宝石がGIA産地証明付きブラジル産にこだわる理由についてお話しします。
■なぜパライバトルマリンは希少なのか?

パライバトルマリンとは、「銅(Cu)」と「マンガン(Mn)」が含まれたトルマリンです。
なぜパライバトルマリンが希少かというと、この異なる2つの成分を有したトルマリンが作られるには極めて特異な地質を持つ、限られた地域でしか産出されないためです。
パライバトルマリンが最初に発見されたのは、ブラジル・パライバ州の鉱山です。
当時は、あまりにも鮮やかな蛍光色(ネオンカラー)をしていたため、「本当に天然の宝石なのか」と合成石を疑われたほどでした。しかし詳しい分析の結果、天然の宝石であることが判明すると、その美しさは世界中から注目を集め、瞬く間に採掘が進み、最初の鉱山は短期間で枯渇してしまいました。
現在ブラジルにあるパライバトルマリンが産出する数少ない鉱山はどれも採掘が進んでしまい、良質な原石の産出は見込めない状況です。
■谷口宝石がブラジル産にこだわる理由

一方、市場ではブラジル産と比べると、比較的手に取りやすい価格帯のパライバトルマリンが流通し始めました。
主だった産地はアフリカのモザンビーク産です。大きめの原石が産出される機会もありますが、一般的にはブラジル産と比べると、やや淡い色合いで透明感のあるものが多いと言われています。
ブラジル産は他の産地と比べて銅の含有量が多い傾向があり、色の発色が高いと言われています。
そのため、ネオンブルーからネオングリーンの鮮やかな発色を示すものが多く、市場でも高く評価されています。
もちろんブラジル産なら全て色が濃くて大粒ということはなく、その他の産地だと全て色が薄いかといったらそうではありません。問題は、見た目だけで産地や品質を判断することが非常に難しいということです。
さらに、本当に天然のパライバトルマリンかどうかまで判断するとなると、専門機関による鑑別が欠かせません。そのため谷口宝石では、世界的に信頼されている宝石鑑別機関GIAでブラジル産と表記されたパライバトルマリンのみを取り扱っております。
パライバトルマリンはダイヤモンドやルビーのように鉱物名ではなく、初めて見つかった「パライバ州」がそのまま宝石名になっていることからも、この産地が特別な存在だったことが分かります。ブラジル産が高く評価される理由は、産出量の少なさによる希少性に加え、その鮮やかな発色にあります。
谷口宝石は、「ブラジル産ならどれでもよい」という考えではありません。
ブラジル産であることに加え、色・透明感・品質などを、長年にわたり数多くのパライバトルマリンを見てきた経験から、「この石なら自信を持ってご紹介できる」と判断したものだけを取り扱っています。
良い石が見つからなければ仕入れを見送ることもありますが、それも品質を大切にしたいという考えからです。ブラジル産パライバトルマリンは流通が非常に少ないため、入荷してもすぐに完売してしまう状況が続いております。
最新入荷情報は谷口宝石公式ライン限定でお知らせしておりますので、お気軽にご登録ください。
■最新の入荷情報・ご相談は公式LINEへ
入荷数が年々減少している希少宝石は、入荷してもすぐにご成約となるケースが少なくありません。
最新の入荷情報やご相談をご希望の方は、谷口が直接運営している公式LINE「ゴールドクラブ」をぜひご利用ください。
希少宝石は、金やプラチナのように短期間の価格変動で売買するものではないと考えています。
パライバトルマリンのような希少宝石は、良質な原石の産出が限られており、新たに市場へ出回る数も決して多くありません。
だからこそ、10年、20年と大切に所有し、あるいは次の世代へ家宝のように引き継いでいただきたいと考えています。
谷口宝石では、そのような長期的な視点で希少宝石をご紹介しております。
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