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ラボグロウンダイヤモンドとは…?|サスティナブルな宝石


銀座の老舗百貨店・松屋さんが、ラボグロウンダイヤモンド を使ったジュエリーブランドを立ち上げたことが、ニュースで話題になっています。


日本ではここ数年、耳にし始めたラボグロウンダイヤモンドという言葉。初めて聞いた方も多いかもしれませんが、一言でいえば、合成ダイヤモンドの別の呼び方 です。


合成という言葉のほか、人工や人造ダイヤモンド、と呼ばれることも多いですね。日本ジュエリー協会 は、日本国内では ダイヤモンドという表記=天然ダイヤモンド のことであり、合成の場合は必ず 合成ダイヤモンド と表記する、としています。


ならば、聞きなれないラボグロウンという言葉を使うより、「合成ダイヤモンドをつかったジュエリー」と説明する方がわかりやすいのでは?、と思われる方も多いでしょう。


ラボグロウンダイヤモンドはもともと合成ダイヤモンドの始まりの地、アメリカで生まれた言葉。Laboratory Grown Diamond、つまり 実験室で育ったダイヤモンド という意味です。


合成ダイヤモンドは「偽物」だと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、実は 天然ダイヤモンドと全く同じ成分・構造・特質 を持っています。


では、いったい何が異なるのかー? それは 誕生した場所 です。

天然ダイヤモンドが地中の奥深く、高温・高圧のマントルの中で気が遠くなるほどの時間をかけて誕生するのに対し、合成ダイヤモンドは 地中と全く同じ環境が再現された実験室 の中で誕生します。


ダイヤモンドを生み出すのはあくまで 一定の条件下の環境 であり、人間が手を加えたり、何かを合成して作るわけではありません。そのためアメリカでは「合成」や「人工」という表現より、Laboratory Grown Diamond=実験室で育ったダイヤモンドという表現の方がふさわしい と考えられているようです。


天然と合成ダイヤモンドを見分けることは専門家でも非常に難しく、宝石店の大きな課題でもあるんですよ。


ちなみに所謂「偽物ダイヤモンド」とは、キュービックジルコニアやモアッサナイトなどのこと。これらは成分や特性が本物とは全く異なる ため、簡単に見分けることが可能です。


さて、このラボグロウンダイヤモンド。天然ダイヤモンドの6~7割程度のお値段 で、そこまでお手頃な価格ではありませんが、今注目されている一番の要因は 環境にやさしいダイヤモンドである ということです。