中国の不動産大手、恒大集団(Evergrande)が約43兆円の返済不能となり、中国政府は連鎖が読めずに十分な対応をとることを拒否しました。
恒大集団に頼っていた企業や銀行は直ちに損失を被る可能性に直面、そしてその企業や銀行を当てにしていた人々も、余波を受けることになりました。
他の不動産プロジェクトも疑念を持たれ、中国の不動産市況は一機に暗転に向かっています。プロジェクトは完成が不安視されて、住宅ローンの支払い拒否が続出。その上、中国の人民銀行が預金の引き出しを一方的に制限すると、その恐怖はさらに大きくなり、関係者はまさにパニック状態となったようです。この金融危機は、中国経済におおきな影響を与えています。
中国経済の弱体化が進み、22年の成長率目標も大きく下回る恐れがあるようです。経済不安が広がると、貸し手は資金を提供しなくなり不況の大きな原因になります。不動産プロジェクトの中止や信用不安のあおりを受け、昨年は世界の鉄鋼生産量の約半分占めていた中国の鉄鋼業界も今、倒産の連鎖に見舞われています。
利益は大きく落ち込み、業界の29%近くが倒産間近とも言われています。
14億の国民を抱える中国、私たち日本に与える影響は多大なものでしょう。対岸の火事と、安閑としてはおられません。
ですが、14億の力は、私たちが考える以上に大きなものだと思います。近い将来、中国が再び力を発揮することは疑う余地がありません。
今、日本の宝石バイヤーたちが血眼になって探している アーガイル産のピンクダイヤモンド。この希少宝石は、すでに アーガイル鉱山が閉山 しているため、新しく採掘されることはもうありません。
中国が経済不安の現在、市場にある限られたピンクダイヤモンドを買い漁っているのはインドや米国 ですが、中国の景気が本格的に回復してくれば、ピンクダイヤモンドをめぐる市場もがらりと様相を変えることでしょう。
中国の回復を2年から遅くても3年と予想する専門家も多いですが、もっと早い回復を予想している関係者も数多くいます。
中国の14億の力は想像を絶するものがあります。中国でピンクダイヤモンドのブームが起きたら市場価格はどうなってしまうのか...、考えるだけでもゾッとしますね。
日銀が介入してもなお、円安の進行は止まりません。このまま円安がさらに加速していけば、ピンクダイヤモンドはますます日本人には手の出せない価格となっていく ことでしょう。今日100万円であったものが次に入荷した時には500万円...、と普通では考えられないようなことも起こりえるかもしれません。
谷口宝石では「ピンチをチャンスに変えよう」をモットーに、危機的状況の中でも 皆さまにこの希少な宝石をお届けするお手伝いができれば と、日々ピンクダイヤモンドを探しています。
ピンクダイヤモンドには、通常のダイヤモンドのようなグレードによる相場がありません。
そのため、宝石業者のなかでも 売り惜しみ が起きているようです。今売ってしまうより、より価値を高めようと、保持し続けることを考えるようになっています。
以前のブログ、社長が手放したくない秘密の宝石 の通り、私自身も売ることを惜しく感じてしまう宝石、それがピンクダイヤモンド なのです。
現在、谷口宝石でも 入荷したらすぐに買い手がついてしまう状況 が続いていますが、日々全力でピンクダイヤを探しています。お待たせすることも多いですが、お客さまそれぞれの予算にあったものを探しますので、お探しの方はぜひご相談ください。入荷次第、優先的にご案内をいたします。
「いつか買おう」と思っている方、いつかはもう来ないかもしれません。そのぐらい、貴重な宝石となりつつあります。入荷したそのときがチャンス、ぜひご連絡ください。
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