東京オリンピックまであと約500日。
オリンピックと言えば、表彰台で1位に輝いた選手が金メダルを噛んでいるポーズをよく見かけます。
現在ではメディア映えするポーズとして行う選手が多いようですが、「金を歯で噛む」という行為の起源はとても古く、金を通貨として使用していた時代のなごりだと言われています。
鉱物の硬さ(= ひっかいたときの傷のつきにくさ )を1から10で表す「モース硬度」によると、純金は「2.5」で人間の歯は「5」。
金より歯のほうが硬く、噛めば傷がつくということです。
ちなみに地球上で3番目に硬いといわれているダイヤモンドは最高硬度の「10」。
噛まないようにご注意くださいね。
さて、谷口宝石ではお客様から「金のインゴットを加工してほしい」と依頼されることがあります。
お手持ちのインゴットを小さくしたい、金の置物やジュエリーにしたい、など内容は様々ですが、まず最初に谷口宝石のジュエリー職人・ティムが行うのが「金を切ること」です…!
写真の様にペンチで大胆にカットします。
「え、それで切るの!?」と、初めて見た方はもれなく皆さんびっくりされますが、ティム曰く金をカットするのはとてもeasy(簡単)とのこと。このことからも「金の柔らかさ」を感じて頂けるのではないかと思います。
真っ二つにカットした金はさらに小さなピースにカットされていきます。
小さくなった破片を熱して溶かし、金をジュエリーや小型のインゴット、置物などに再加工していきます。
谷口宝石の専属デザイナー・ティムは店頭にある工房でこの作業を行ってますので運の良い方は通りすがりにご覧いただけるかと思います。
普段は見られない珍しい工程ですのでぜひのぞいてみてくださいね。
谷口宝石はお客様の金の買取、購入、加工など金に関する様々なご相談を承っております。
何かございましたらお気軽にご相談ください。
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